『事物はすべて円と直線で構成されている。』
というのは、葛飾北斎などの絵を読み解くと必ず出てくる発想なのですが、
これが一歩進んで、
『自然を円筒、球、円錐によって扱いなさい。』
といったのはゴッホの至言です。
この違いは平面か立体か?の違いです。
円と直線で立体をカバーすることも出来ますが、
空間的な絵を表現したいなら、立体は立体として取り扱ったほうが楽に決まっています。
そしてこれを絵の描き方の練習方法に応用します。
つまり、まったく絵の上手い・ヘタ、描ける・描けないにかかわらず、
『ひたすら正確な円と直線、そして球・円柱・円錐を描けるように練習する』と良いわけです。
フリーハンドで、速く、一本の線で、間違えず、簡単に。
そうすれば一切センスの有る無しにかかわらず、構造的に正しい絵、というか図が描けるようになります。
これは極めて大きな技術です。
例えば木なら、未熟なただの『線』よりも『円柱』で描いてあれば、それがどんな『形』の木かわかります。
特徴を正確に再現すれば、木の品種を誰かが正確に言い当てられる場合もあるでしょう。
それが出来るようになってから絵を描き始めても全然良いわけです。
図形は絵ではありませんし、誰にでも描けますから。
絵が描ける描けない、上手い下手、才能あるないを自分で判断してしまう前に、
まず図形を描けるようにしてみましょう。
練習方法は意外に簡単です。
ちっとも使っていないペンと適当なチラシの裏に、ひたすら円(真円)や球や円柱や円錐をフリーハンドで描いて埋め尽くしてみましょう。
上手く描けた円柱があれば同じ大きさの円柱をもう一個描いて、さらにチューブ状に繋いでみましょう。
ケーブルかコードや、鉄パイプか木の枝みたいに見えるはずです。
その形のどこかが変だなぁとあなたが感じたならば、正確な図形や定規をあててなぞってみましょう。
できれば、使っていないノートなどに描きためて一冊つぶしちゃいましょう。
百ます計算のように、メキメキと実力がついていく様がわかるはずです。
やさしい人物画
というのは、葛飾北斎などの絵を読み解くと必ず出てくる発想なのですが、
これが一歩進んで、
『自然を円筒、球、円錐によって扱いなさい。』
といったのはゴッホの至言です。
この違いは平面か立体か?の違いです。
円と直線で立体をカバーすることも出来ますが、
空間的な絵を表現したいなら、立体は立体として取り扱ったほうが楽に決まっています。
そしてこれを絵の描き方の練習方法に応用します。
つまり、まったく絵の上手い・ヘタ、描ける・描けないにかかわらず、
『ひたすら正確な円と直線、そして球・円柱・円錐を描けるように練習する』と良いわけです。
フリーハンドで、速く、一本の線で、間違えず、簡単に。
そうすれば一切センスの有る無しにかかわらず、構造的に正しい絵、というか図が描けるようになります。
これは極めて大きな技術です。
例えば木なら、未熟なただの『線』よりも『円柱』で描いてあれば、それがどんな『形』の木かわかります。
特徴を正確に再現すれば、木の品種を誰かが正確に言い当てられる場合もあるでしょう。
それが出来るようになってから絵を描き始めても全然良いわけです。
図形は絵ではありませんし、誰にでも描けますから。
絵が描ける描けない、上手い下手、才能あるないを自分で判断してしまう前に、
まず図形を描けるようにしてみましょう。
練習方法は意外に簡単です。
ちっとも使っていないペンと適当なチラシの裏に、ひたすら円(真円)や球や円柱や円錐をフリーハンドで描いて埋め尽くしてみましょう。
上手く描けた円柱があれば同じ大きさの円柱をもう一個描いて、さらにチューブ状に繋いでみましょう。
ケーブルかコードや、鉄パイプか木の枝みたいに見えるはずです。
その形のどこかが変だなぁとあなたが感じたならば、正確な図形や定規をあててなぞってみましょう。
できれば、使っていないノートなどに描きためて一冊つぶしちゃいましょう。
百ます計算のように、メキメキと実力がついていく様がわかるはずです。
やさしい人物画