009 re cyborg

(※なぜか神山監督直筆サイン入りボスターをいただいちゃいました…。)

横浜ブルク13で映画『009 RE:CYBORG』観てきました。
http://www.ph9.jp/

レイアウトから3Dで際立つように演出が設計されているのでぜひ3Dでご鑑賞ください。
あと舞台設定上、映画館は六本木ヒルズが超お薦めでした!
そして下の神山監督のインタビュー記事は読んでおいた方が検証に役立ちます。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20121022/1044756/


で、一言で言うと「やらかしてくれた。」レベルです。
見終わった観衆の呆然とした反応は言葉になりません。
暴動が起きなかったのは絵作りがとても丁寧だったからでしょぅ…。
詳しいつぶやきは、twitterの10/27くらいのTLに書いています。










でも、004まじカッコ良す…(;´Д`*)ハァハァ




で、これからはネタバレかも・・・・・・・・・・・・・・・。






009 RE:CYBORG 通常版 [DVD]
インタビュー記事にあるように、シナリオ創りきれないなら後半押井に丸投げして好きにやらせてあげれば良かったのにィいイイイ!
なんでこんなことになったかと数時間考えましたが、やはり009の現代版が観たいスポンサーが不完全なシナリオにOKを出して投資しまったために撮らざるを得なくなったというところが事情でしょう。
絵はいいんですよ!絵は!
結局、009は『国際色豊かな正義のサイボーグ戦士』という制約によって、物語としての爆弾と不整合性を大規模に抱えており、天使編の続きは誰がやっても創れないことをいまだに証明してしまったみたいですね。神山ぁ…、あなたなら出来ると信じていたのに。

《彼の声=マジ神》と戦わせたかったのは、石ノ森に宗教的・哲学的意識が高かったからだと推測しますが、スパコンのなかった当時は今ほど中二病のシミュレーションも進んでいませんでしたから、インフレして簡単に破綻するって気付かなかったんでしょうかね。リフレ派にはよくある間違いです!(←※笑うところ
世界中の人が一つになって結束すればそこに敵はいなく、従って正義もなくなるんだよ・・・。
サイボーグ戦士、誰がために戦う・・・。

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